防災バッグを準備するとき、「下着は何を入れておけばいい?」
と考えたことはありませんか?
普段使っているブラやショーツを、そのまま入れておけばいいと思うかもしれません。
でも、避難生活では普段と同じように着替えたり、
洗濯したり、下着を干したりできるとは限りません。
だから私は、防災バッグに入れる下着は、
普段の下着選びとは少し違う視点で考えてほしいと思っています。
私がおすすめするポイントは、
色・素材・形。
色は、黒・ネイビー・グレーなど、できるだけ「下着っぽさ」を感じにくいもの。
素材は、洗濯できたときに乾きやすいもの。
ブラは、ノンワイヤーやブラトップなど、できるだけラクに過ごせるもの。
ショーツも、鼠径部を締めつけにくいものや、フリーカットタイプがおすすめです。
今回は、ランジェリーに長く関わってきた立場から、
防災バッグに入れる下着をどう選ぶかをお伝えします。

防災バッグの下着は、普段とは違う視点で選ぶ
災害が起きたとき、どんな環境で過ごすことになるかは分かりません。
避難所で過ごすことになるかもしれませんし、
洗濯が思うようにできないことも考えられます。
また、多くの人がいる場所では、
着替えることや洗濯した下着を干すことにも気を使います。
実際、これまでの災害でも、女性専用の物干し場や更衣室などが十分ではなく、
女性が避難生活で困難を抱えたことが報告されています。
そのため、防災バッグに入れる下着は、
「いつも使っているから」だけではなく、
もしもの環境でも少しでも過ごしやすいか?
という視点で選んでおくことをおすすめします。

色は黒・ネイビー・グレーなどを選ぶ
私が防災用の下着としておすすめしたい色は、
黒・ネイビー・グレーなど、
いかにも「下着」という印象が強くないカラーです。
理由のひとつは、人目のある場所で洗濯物を干す可能性があるから。
もうひとつは、着替えるときのことも考えてです。
避難所では、
普段の自宅のように完全にプライバシーを確保できるとは限りません。
何があるか分からない状況だからこそ、私は下着を選ぶときにも、
少しでも自分を守るという意識を持っておいてほしいと思っています。
色を変えれば安全が保証されるわけではありません。
それでも、いかにも下着という印象が強いものを避けることは、
自分でできるひとつの工夫だと考えています。

素材は「乾きやすさ」も考える
次に考えたいのが素材です。
防災バッグに入れるなら、洗濯したあとにできるだけ乾きやすいものを
選ぶことをおすすめします。
避難生活では、洗濯できるタイミングや干せる場所が、いつもと同じとは限りません。
せっかく洗濯できても、なかなか乾かなければ次に使うことができません。
普段はデザインや着け心地を中心に選んでいる方も、
防災用として準備するものは「乾きやすいか」という視点でも見てみてください。

ブラはノンワイヤーやブラトップも選択肢に
ブラは、ノンワイヤーブラやブラトップなど、
できるだけラクに過ごせるデザインをおすすめします。
災害時は、いつもと違う環境で長い時間を過ごす可能性があります。
そんなときまで、普段と同じブラでなければいけないとは私は思いません。
防災バッグに入れるものは、
「きれいに見せる」だけを優先するのではなく、
少しでもラクに過ごせるか?
という視点も持って選んでみてください。

ショーツは鼠径部を締めつけにくいものを
ショーツも同じです。
私がおすすめするのは、
鼠径部を締めつけにくいものや、フリーカットタイプです。
ブラと同じように、避難生活では長時間身につける可能性があります。
だからこそ、防災バッグに入れるショーツは、できるだけラクに過ごせるものを選んでおく。
普段から自分が身につけて、
「これならラクに過ごせる」
と思えるものを防災用として考えてみるのもいいと思います。

洗濯できない場合に備えて、使い捨て下着という選択肢も
災害時には、そもそも下着を洗濯できない場合も考えておく必要があります。
そんなときのために、使い捨ての下着を防災バッグに準備しておく
という方法もあります。
洗濯できることを前提にするのではなく、
「もし洗えなかったらどうする?」
というところまで考えて準備しておく。
普段使う下着と、使い捨て下着。
状況によって使い分けられるようにしておくのも、ひとつの備えです。

防災バッグの下着も、一度身につけて確認しておく
防災用だからといって、
「とりあえず買ってバッグに入れておけば大丈夫」
ではなく、一度自分で身につけてみることをおすすめします。
ノンワイヤーでも、ブラトップでも、ショーツでも、人によって合うものは違います。
実際に身につけてみて、
・長時間でもラクに過ごせそうか。
・締めつけが気にならないか。
・自分が安心して身につけられるか。
を確認してから、防災バッグに入れておく。
いざというときに初めて使うより、
自分が分かっている下着を準備しておくほうが安心だと思います。

防災の日に「下着」も見直してみませんか?
防災バッグというと、水や食料、ライトなどに目が向きやすいと思います。
でも、下着も毎日身につけるものです。
だからこそ、防災用品を見直すときには、下着についても一度考えてみてください。
私がおすすめするポイントは、
色は、黒・ネイビー・グレーなど下着っぽさを感じにくいもの。
素材は、洗濯したときに乾きやすいもの。
ブラは、ノンワイヤーやブラトップなどラクに過ごせるもの。
ショーツは、鼠径部を締めつけにくいものやフリーカットタイプ。
そして、洗濯できない場合に備えて、使い捨て下着を準備するという選択肢もあります。
災害時にどんな状況になるかは分かりません。
だからこそ、普段のうちに、
「私は何を身につけていたら少しでもラクに、安心して過ごせるだろう?」
と考えて準備しておく。
防災バッグを見直すとき、ぜひ下着も一緒に確認してみてください。

引き続き
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