
ルシアン展示会に行ってきました!
1. ルシアン展示会で感じた“変化の本質”
今回のルシアン展示会で最も強く感じたのは、
「世代を分断しない設計思想」への進化です。
従来のランジェリーは、年代別に区切って提案されることが主流でした。
しかし今回打ち出されていたのは、
年齢で分けるのではなく“変化に寄り添う”という視点。
シニア向け歩行サポート成形ボトムから、
初めてブラジャーを着ける世代向け商品までが、
同じ思想のもとに並んでいました。
下着は年代別の商品ではなく、人生を通して身体を支える存在へ。
その方向転換を、私ははっきりと感じました。

2. LDK2025年ベストバイ1位「BBスムーザー」の実力とは
「BBスムーザー」がLDK2025年ベストバイ1位を受賞したのは、
決して偶然ではありません。
理由は構造にあります。
多くの補整アイテムは“締める”ことで整えます。
しかしBBスムーザーは、面で支えながら段差を消す設計。
圧を一点に集中させず、分散させることで自然なフラット感を作ります。
実際に仕様を確認すると、
素材の伸縮バランスと縫製の工夫が非常に緻密でした。
長時間着用しても苦しくなりにくい構造は、
比較検証で高評価を得る理由として十分に納得できます。
評価は結果であり、その背景には設計力があります。
受賞は必然だったといえるでしょう。

3. 歩行を支える成形ボトムという新提案
今回特に印象に残ったのが、
シニア向けの歩行サポート成形ボトムです。
年齢とともに不安定になりやすい股関節周辺。
そこに対して、過度な補整ではなく
「支点をつくる」設計が施されていました。
サポートは強ければ良いわけではありません。
自然な歩幅を保ちながら安定させることが重要です。
触れてみると、伸縮性のコントロールが絶妙で、
可動域を妨げない工夫が見られました。
下着が“歩く”を支える。
その発想は、
これからの高齢化社会において大きな意味を持つと感じます。

4. ピップエレキバンコラボが示す“下着×ヘルスケア”の可能性
ピップの「ピップエレキバン」とのコラボによる
肩リラックスアイテムも注目ポイントです。
肩こりは多くの大人女性が抱える悩みの一つ。
そこにランジェリーがアプローチする発想は、極めて実用的です。
単に磁気を取り入れるのではなく、
肩への荷重バランスを分散する設計思想が組み込まれていました。
美しさと健康は両立できる。
その具体例が、このアイテムだといえます。

5. PJコラボに見るデザイン戦略の拡張
PEACH JOHN(PJ)とのコラボによるデザイン追加は、
ブランドの柔軟性を象徴していました。
機能性ブランドがファッション性を取り込むことは簡単ではありません。
しかし設計力のあるブランドだからこそ、
デザインとの融合が成立します。
機能か、デザインか。
その二択を終わらせる動きとして、
非常に意味のある展開でした。

6. 初ブラを“贈れる商品”にするパッケージ戦略
別ラインで展開されていたのが、
初めてブラジャーを着ける子に向けた可愛いパッケージ商品です。
注目すべきは中身だけではありません。
雑貨店でも展開できる仕様に設計されている点です。
下着売り場で選ぶのではなく、ギフトとして手に取れる環境をつくる。
これは購買体験そのものを変える発想です。
母から娘へ。祖母から孫へ。
“贈れるランジェリー”という市場は、
今後さらに広がる可能性があります。

7. メンズ共通設計が示す次のスタンダード
今回の展示会では、メンズとの共通設計展開も見られました。
性別で分断するのではなく、「身体を支える」という機能軸で設計する発想。
これは市場の成熟を示すサインでもあります。
身体構造は違っても、支える原理は共通しています。
ジェンダーを越えた設計思想は、今後のスタンダードになるでしょう。

今回の展示会で改めて感じたのは、
下着は消耗品ではなく
人生を支える“やさしくて強い土台”だということ。
整えることは、
年齢に関係なく、いつからでも始めていい。
今日もまた、
研究と提案を続けていきます。
引き続き
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「キレイ下着研究所」
ランジェリースタイリスト♡みや








